6月1日に、厚生省が日本人の健康寿命を、初めて算出しました。
健康寿命とは、2000年にWHOが提唱したもので
介護を受けたり病気で寝たきりになったりせず、
自立して健康に生活できる期間のこと。
厚生省は、この健康寿命を延ばすことを目的として
まずは、2010年の男女それぞれの健康寿命を厚生科学審議会で算出しました。
男性70・42歳(平均寿命79・55歳)
女性73・62歳(平均寿命86・30歳)
つまり、「平均寿命 ー 健康寿命 = 介護が必要な期間」
ということになるのですが、
男性約10年、女性約13年 あるようです。
・・・正直、「長い・・」と思ったのは私だけでしょうか。
ただ、寝たきり予防、認知症予防(=いわゆる介護予防)は
多くのノウハウがあり、エビデンス(科学的根拠)があります。
家族の心がけ、知識、声かけの一つひとつが、
ご本人のみならず、ご家族の生活の質(QOL)を左右します。
私たちは、この10年、13年を、できるだけ
介護する側、される側ともに、気持ちよく、無理無く、
そして、納得がいくようにすごせることだけでなく、
できるだけ、健康寿命をのばし、介護期間を短くできるよう
「予防」の観点からも、しっかりセミナーでお話していきたいと考えています。
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けん (火曜日, 11 2月 2014 19:04)
> 家族の心がけ、知識、声かけの一つひとつが、 ご本人のみならず、
ご家族の生活の質(QOL)を左右します。
核家族化になった今 私たち2人が家族からの介護を期待するのは難しい状況にあります。更に加齢に伴う体力の衰えを感じるようになりました。
私たち夫婦は 共に前期高齢者です。義母は102歳で隣県の有料老人施設に、実母は95歳介護3で他県に住む前期高齢者の妹夫婦が見ています。
私たちは それなりに2人の母の介護をしながら、「できるだけ健康寿命を延ばすため、自分たちが普通にできること」をしています。
1 早寝早起き、起床したら「おはようございます」と挨拶をする。
2 毎朝 NHKラジオ体操をする。ときどきウオーキングを。
3 相手の行動に対し笑顔で「ありがとう」(感謝)の言葉を使う。
4 外出時は「行ってきます」と握手をする。(結婚以来42年実行)
など 淡々と実行し生活の質(QOL)を少しでも良くしたいと思います。